日曜日は梅雨時期だというのに晴天だった。 「ダルっ…」 一応親族である俺達は、用意された控え室にいる。 「奈緒美姉、足開いちゃダメだよ」 「だってこれ、型ぐるしい。あたしも制服がよかった」 「奈緒美姉は制服も着崩すじゃん……」 俺と菜緒子と尚也は制服だけど、姉貴は母さんが用意した服を着ている。 髪の毛もアップにして普段より女の子らしい。 しかも姉貴が淡いピンク系な格好なのが珍しい。 「式まだ〜…」 「奈緒美姉、足!!」 姉貴は見た目が女の子でも、中身がな……。