坂田家の日常




――――――…
――――――――…




「あれ…?」

「ん?どーした、尚斗?」

「いや……」

「んだよ、ラブレターかよ……」



新学期が始まって2週間くらいたった頃。



俺は下駄箱の中に入っていた、一つの便せんに違和感を覚える。



「…………」

「尚斗?」

「さすがに、気のせいじゃないよな……」



俺はそれをカバンに入れ、靴を履く。



「何!?気になるんだけど!?」

「ちょっと黙ってろ、」



早々と家に帰り、机の上に置いておいた、便せんの束を見る。



「何やってんだ!?」