坂田家の日常




「セージ、お前さ……」

「俺は今年、自分が頑張らなくとも、ただでチョコが貰えると気づいたんだ」

「……………」

「チョコの山に埋もれるのも、悪くないな!!」

「……………」



人をいいように使いやがって……。



午後からは貰う数は少なかったけど、まぁそれなりに貰った。



放課後になって、この時間は誰も使ってない多目的室に荷物を運ぶ。



「坂田君、ありがとう」

「中井君もありがとう」

「おう!!」



セージのかき集めたダメンズにチョコを渡していく。



小さい紙袋まで用意していたセージ。



また変なとこで好感度を上げようとする。