坂田家の日常




俺だってここに長居するつもりはなかったのに、姉貴が動こうとはしない。



「セージ君、ずっとここいたの?」

「恋愛祈願してたな!!」



姉貴が来たせいでみくじ棒を引けなくなったセージは、尚也と話し出した。



「尚斗兄ちゃん帰ろ〜…」



七海はもう限界のようだ。



「姉貴、七海が帰りたいって」

「あぁ、うん。それなら帰るか」

「…………」



姉貴が何を引いたのかは、聞かないでおいた方が身のためだな。



「セージはまだいる?」

「俺も帰る!!」



俺ん家に来たいと言ったセージと一緒に、家に帰る。