坂田家の日常




「尚斗〜!!」



手をふり、大きな声で俺を呼ぶセージ。



目立つっつーの。



「何やってんのよ、アイツ」



久しぶりに口を開いた姉貴は、今度はセージの方へ向かう。



「奈緒美さん、明けましておめでとうございます!!」

「あ、そう。これってアレだよな」

「はい、そうです!!」

「あたしにもやらせろ」



そう言った姉貴は、何かし出した。



「セージ、何これ?」

「おみくじ。みくじ棒だけど?」

「見りゃわかる。これに何かあんのかって話」

「尚斗知らねぇの!?」

「な、何だよ……」



ちょっとセージにバカにされた。