「それだけ直樹くんが、本気って事なのよ」 うふふ、と言う母さん。 本気、ねぇ……。 「直樹は?」 リビングに戻ってきた姉貴は、ヅカヅカと自分の特等席に座る。 そして黙々とご飯を食べ始める。 「あ、姉貴…?」 「ふんっ」 ふんっ、って……。 「女が強くて何が悪い!!」 「はぁっ!?」 「あの女といい、菜緒子といい!!」 「あ、あたしっ!?」 「どいつもこいつも!! 姉貴……眞里さんと何かあったのかな……。 「あぁ、クソっ!!」 今夜の姉貴はやけ酒だな。