どっかで聞いた名前だな、と思い返してみたら、今日セージが言ってた名前か。 「ん?」 あれ……? 「あんた…AV女優のカンナだろ……」 セージに見せられた雑誌をマジマジと見たわけじゃないが、顔がそっくりだと思う。 「はぁ? AV女優だぁ?」 俺の声に反応したのはやっぱり姉貴。 ヅカヅカと歩いて、カンナの目の前に立つ姉貴。 おい、怖いぞ。 「あ、あのっ……」 「ふーん。AV女優ねぇ……」 ヤバイ……。 俺、姉貴の前でとんでもない事を言ってしまった。