坂田家の日常




リビングでの特等席に座る姉貴が、ビール3本を飲み終わった頃だった。




「皆の者、帰ってきたぞ!!」

「遅いっ!!」



リビングの扉を開けた瞬間、姉貴が投げた空のビールの缶を投げつけられた兄貴。



思いっきり当たったから痛そ……。



「イタタタ……」

「直樹君、大丈夫?」

「だ、大丈夫……」



兄貴の後ろから現れた、女。



あれが兄貴の彼女か……。



「胸デカっ…」

「…………」



姉貴がボソッと呟いたのを、聞き逃さなかった俺。



確かに姉貴よりちょっと……いや、かなりデカイ。