夜7時を回った頃、玄関のドアが開く音がした。
「来た!?」
「早くっ、早くっ!!」
俺以外の3人がソワソワしてる中、リビングの扉が開いた。
「何!?まだ来てないの!?」
「姉貴……」
「なーんだ、奈緒美姉ちゃんか……」
「なんだとは何よ」
帰って来なくていい日に限って帰ってくるんだから……。
「もう来てると思って速足で来たから暑いっ!!菜緒子、水っ!!あとビール!!」
「はいはい。ちょっと待っててね」
帰ってくるなり横暴な姉貴。
それに歯向かわず水とビールを持ってくる菜緒子は、ホントいい奴だな。



