坂田家の日常




凄いだろ、と自慢話をするセージ。



別に自慢されても困る。



「尚斗っ、これがカンナちゃん」

「ふーん…」

「そしてこれがアンナちゃんで、こっちが ユンナちゃん」

「へぇ〜…」

「谷間に埋もれて〜」

「…………」



変態発言をするセージ。



昼間っから、困った奴だ。



「これ、そのDVDだから見といてな」

「ちょっ…。いらねぇって」

「尚斗もお年頃だからな。うん、俺偉い」

「偉くねぇよ」



セージに無理やり渡され、そして返したDVD。



それが放課後にひっそりとバッグに入れられたセージは、何気に策士だ。