返ってきたテストを見ながら、また憂鬱な気分になる。 夏休みは姉貴といい、雨宮奏世といい、疲れる事ばっかりだった。 そう言った意味じゃ、日焼けはしてないけど、セージは夏休みを満喫してるな。 「72点…。何かあったのか?」 「真壁……」 菜緒子と付き合うようになってから絡む機会が増えた真壁。 真壁が絡んで来てるんだよな。 学校用の俺やセージと真壁は全く別のグループだから、初めはみんな驚いてた。 そんな真壁の答案用紙には95点の文字。 部活もやってるのに、よくもまぁ、こんな数字がとれるな。