坂田家の日常




セージはとにかく普通の男だ。



女の子と付き合いたいってのが願望の、思春期真っ只中のやつ。



モテようと努力はしてるんだけど、その努力が実ってないっていう、可哀想な男でもある。



そんなセージとは小学生の頃からのツレで、今も同じクラスだ。



「つーかお前、何かあったのかよ…」



よくぞ聞いてくれた、みたいな顔して、嫌な予感しかしない。



「昨日な、新しいエロ本買ったんだ!!見せてやるから、今日は俺ん家来いよ!!」



………うん。


こんな奴だけど、一応親友だ。



エロ本で元気になるような奴なんだけどさ……。