姉貴は普段兄貴と同様、家にいないような奴だ。
高校卒業してから、さらに夜遊びが激しくなったというか。
しかも朝起きてるなんて、あり得ないような事。
高校の時だって、平気で遅刻するような人なんだから。
「あれ、奈緒美姉? 今日はどうしたの?」
「生理痛が酷くて目が覚めたのよ。ただでさえ早めに帰ってきたって言うのに…。菜緒子、薬」
「あ、うん……」
「…………」
「何よ、尚斗」
「いや別に……」
弟だけど、一応男である俺の前で、生理の話すんなよな……。
姉貴には恥と言うものがないのか。
「つーか学校は?」



