坂田家の日常




「尚斗兄ちゃん、早く行こ?」

「だな。何に乗りたい?」

「てんとう虫も乗りたいけど、おばけ見たい」

「じゃお化け屋敷な。おいセージ、行くぞ」



初っぱなにお化け屋敷はどうかと思うが、身長制限があるジェットコースターには七海を乗せられない。



「ひぇっ!?」

「ぎやぁあ!!」

「ひぃひぃ…」

「うぎぃー!!」




……うるさいなぁ。



「セージ、黙れ」

「これで黙っていられるか!!」



お化け屋敷に入ってからというもの、奇声を発してばかりのセージ。



「セージくんって、おばけキライなの?」

「さぁ?」