「尚斗兄、ごめんね。先輩がセージ君に課題見せるって言うから、家に呼んだの」 「…………」 そういうわけっすか。 「尚斗ー!!俺にもアイスー!!」 「ねぇよ」 勝手に人ん家来といて、お前にやるアイスなんかねぇっつーの。 「真壁、お前も大変だな」 「これくらい、どうって事ないよ」 「…………」 んー…。 やっぱり真壁はいい奴だ。 俺ならセージに優しく勉強を教えるなんて事できねぇ。 「尚斗兄ちゃん、あの人だあれ?」 「菜緒子の彼氏だよ」 「ふーん」 「…………」 ニコニコと笑う七海。