「つーかどうする。こん中には入らねーぞ」
「だな。んじゃあの店にでもいるか」
ジャズバーの真向かいにある喫茶店。
俺的にはもう帰ってもいいんだけど、セージが帰る気はない。
「ん?なんかさ、バーに入って行く奴多くね?」
「そうだな」
「愚連隊の奴か?」
「っぽいな」
「……お前、見てねぇだろ」
「姉貴の知り合いにろくな奴はいないからな」
とは思いつつも、さっきから黒塗りの車が何台も行き来してるから、愚連隊だろうなとは思う。
まさか昼間っから集会とかじゃないだろうな?
姉貴、引退してるはずだろ?
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