「――――は?」 それは晩飯を食っていた時だった。 兄貴以外の家族が揃ってて、みんなして姉貴の帰りが早いなぁ〜とか言ってて、ただ普通にそれだけだった。 部屋に戻ったかと思った姉貴だけど、すぐ俺達の元にきて、ああ言ったんだ。 「奈緒美ちゃん、風邪でもひいた?」 母さんが聞いた。 風邪ひいたなんか、思ってても言えねぇ!! 「風邪ひいてない。おい尚斗、あんたに話してるんだけど」 「えっ!?俺っ!?」 「あんた以外にだれがいんのよ」 いやいや、俺以外にもいるからな。 「尚斗兄、何かした?」