私たちとは異なる妖の封印方法を持つ討魔師。



私の先祖は帝に代々、仕えた安倍氏の直系。
帝が京から東京に帝居を移動させた際にも、一族総出で同行。
今に至る。

先々代から後継者である男児に恵まれず…直系の私たち一族は分家の一族の圧力に押され気味だった。




「・・・気は弱いな…顔とスタイルはまぁまぁか…歴史にも名前を残した伝説の陰陽師の血には惹かれるな・・・」



小笠原先生は私を品定めしている感じ。


「じゃあ、な…安倍花奏」