「なかなかの色男じゃぞ…それに強い…お前の好みだろ?花奏」



確かに強い男が私の理想のタイプだけど。

何だか小笠原先生のエロっぽい雰囲気が気に入らないと言うか。

突然、私の唇を奪うし、貞操まで奪われるのは…嫌!!


「あんな男…私の好みじゃありません・・・お…」


「しかし・・・ウチは…!?」




お祖母様は突然、咳き込み、胸を押さえた。


「大丈夫ですか?お祖母様!!?直ぐに…主治医の雨音(アマネ)さんを呼んできます!!」


私は慌てて、部屋を出て、雨音さんを呼びに行った。