「まさか…前世、見習いの陰陽師に封じられる前に手離した紅月様の霊魂を宿した者二人を私が産み落とすとは…運命とは分からないものね」 「母上があの『紅鬼』!?」 「そうよ。私があの時…封じられた『紅鬼』呉葉よ…藤原知貴…」 「!!?知弥があの知貴なの?」 花奏は前世の俺を知っている? 花奏の瞳が潤み、俺の中のいる見習い陰陽師・藤原知貴を見ている。 「桜の君…あなたは私をそう呼んだ…」 「花奏?」 一瞬、時が止まり、 俺と花奏は前世の世界にトリップしたーーー・・・