こっちを見なよ


「好きなの?佐武さんの事。」

「よくわからない。」
これは本当だ。

彼といるのは楽しいし、ドキドキする。

でも、だからといって峰河さんを諦めたのかどうかもわからない。

「確かめてみたら?」

「どうやって?」

「佐武さんに会って。」

「どういうこと?それにこれから買い物に行くんでしょ?」

「買い物は延期!そんなモヤモヤした顔じゃ楽しめないでしょ?
それから、一度自分から会いに行ってみな。そんな事した事ないでしょ?りこが自分から行動するこれからで、何か思うこともあるかもよ?」

「うーん…」