「りこ~。お待たせ!」

そうこうしてる間に葉月が来た。

「お疲れ様!今ねぇ。かっこいい人見た。」

「え、どんな人!?」

食いついてくる葉月。

「髪が茶髪で背が高かった!」

「他は?」

「覚えてるのはそのくらい。」

「それじゃぁわからないじゃーん!」
ふくれっ面になる葉月。

「本当に峰河さん以外の男の人に興味ないよねっ。」