あの日から東条くんは私を無視する


閉じ込められたあの時、東条くんの返事を待っていると


「見つけた…………超探したんだけど!!」


那義くんが私達を見つけてくれて結局聞かずじまい


翌日学校で話を聞こうとしたのだが東条くんは私が
存在していないかのように全く反応せず


無視し続ける


「嫌われたのでしょうか?」


どうするべきかわからず相談したのは那義くん 


「なるほどね………………」


「どうすればいいのでしょう」


「宇李ちゃんは今まで通り那由の傍にいてあげて」


優しく微笑んで那義くんはどこかに向かった