大好き…………
言葉で伝えきれないほど貴方が好き
「宇李」
返事をする代わりに顔をあげると
「…………んっ」
暖かいキスが降り積もる
「東条くっ…………」
息が出来ずジタバタすると東条くんは私の肩を掴み勢い良く離れた
「東条くん?」
「俺、あんたの傍にいるとあんたをめちゃくちゃにしそうで怖い」
え?
東条くんの心の内を東条くん自身が話してくれることは少ない
だから凄く嬉しくて
「私………東条くんになら何されても平気ですよ」
「意味分かって言ってんのかよ」
自分からキスをした
「煽るな」
「東条くんは私の全てです」
それくらい大切な存在
1人で不安な時、今までは兄さんが居てくれたがイギリスに行ってからは東条くんが傍にいてくれた
それがどれだけ安心したことか…………
だから
「東条くんに何されても平気です」