『空梨様、今日もカッコいいー!』 『越谷様〜!』 どっから、そんな声出んだよ…… 『あーあ!うるさいなぁ!』 わざとらしく大声で、嫌みったらしく、言ったのは唯だ。 途端に静かになった。 『フッ、まぁ、正論だな。朝から、うるさすぎ。』 空梨はそう言って、教室に入ってきた。