『アタシだったら、耐えられないね。即、フる。つまんない、って。』





夕姫奈はバッサリそう、言い放つ。








『てか、夕姫奈みたいに自分から行動起こさないと、自然消滅だよ。』



美波が夕姫奈の大胆さを誉めるなんて珍しい。




自然消滅ね………





確かに。







『それか、愛斗くんに乗り替えるとか!』






紗依が満面の笑みでそう言った。






『『『バカ』』』




咲夜華と夕姫奈と美波が紗依の頭を叩いた。







『痛いー!』



紗依が頭を押さえて、バカみたいに騒ぎ出した。






『紗依、うるさい。』





全く喋らずに、ケータイをいじってた唯が冷たく言い放った。