『咲夜華の友達かもしんないけど、ケリ、つけさせてもらうよ。やられっぱなしじゃ、ウチも納得いかないし。』 美波はピリピリした様子で咲夜華を見る。 『……そ。勝手にすれば?アタシには関係ないから。』 咲夜華はそう言って、にっこり笑った。 『……勝手にさせてもらうわよ。』 美波は咲夜華の笑顔を睨みながら、カバンを肩に担いだ。 『由月、アタシ、殺りにいくから。』 美波のその笑顔は恐かった。