恋花よ、咲け。





しばらくの沈黙の後 弘也が紐解いた。


「…部活 イイの? 行かなくても。」


奈穂はハッとした。


自分としたことが
弘也の隣にいることへの幸せに浸り
時間が経っていることすら
忘れていた。


「あー… えっとねぇ
大丈夫だと思う。」


「行っていいよ。 俺、平気だし。」


奈穂は、もしかしたら
どこかに行ってほしいんじゃないかと考えた。


一人になりたいの?