恋花よ、咲け。





_____。

「………すき。」


佐々木は一体何を……


私の勘は 間違っていなかったんだ。


長く長く続く沈黙。


「……それは何かの冗談?」


分かってる。


こんな状況で 冗談でしたー。なんて
あるはずないし
何て言ったって 佐々木を見れば
冗談だなんて まず有り得ないだろう。


「…本気だよ。
こんなつまんない冗談 言わない。」


いつもの佐々木じゃない。


気兼ねなく話せて 居心地がよくて
なんとなーく温かい佐々木は
今ココには存在しない。


「………どうして。」


「理由なんてないよ。 ただ好き。」


「………いつから。」


「気が付いたら。」


「………っ 何で いきな----」


「付き合ってほしい。」


焦っているのは私だけだった。


佐々木は変わらず冷静で
ただ伝えたいことを 真っ直ぐ伝えてくれた。