恋花よ、咲け。





聞かれたくない
答えたくない質問に 無理に聞き返す。


「…何でこの駅なの?
舞未は家この辺じゃないじゃん。」


「…私が聞いた。」


いつもみたく
可愛い声なんか出さずに
完全に怒っているようだ。


だけどそれでもいい。


今は舞未とは居たくない。


今は高木と一緒に居たい 話したい。


どんなに突き放されたって
俺は高木が好___。


「私弘也が好きだよ。」


それは紛れもなく
俺と高木を引き離すものとなった。


「…質問の答えになってないよ。」


どんなに突き放されたって
俺は高木が___。


______チュッ。


どんなに突き放されたって
俺は本当に 高木を好きでいられるか?


そのキスで 俺は狂い始めたのだった。