恋花よ、咲け。





_____。

俺には到底 理解しきれなかった。


何でいきなり あんなに冷たくなるのか?


俺は 決意していたのに。


『好きなんだ。』


と 高木に伝えようと…。


だけど 心に決めた途端
高木は俺を避け始めた。


「高木 明日練習試合が入ったんだ。
その試合で 先発に選ばれたんだよ!」


「…そっか すごいね!
明日は練習あるから 行けないの。
頑張ってね。」


そして スタスタと
俺から離れていった。


更に やたらと健吾と仲良くなりだし
また前みたいに逆戻りだ。


だから 正直少しずつ
諦めが募っていった。


そしてそれと同じように
少しずつ違う気持ちに気付き始めた。


"まみ"だった。


高校入学と同時に入ったクラブチーム侍の
マネージャーをやっている。


彼女を意識し始めたのは
確実にあの一年前の事。