恋花よ、咲け。





アイスはすぐに
私たちのお腹のなかに消えていった。


「美味しかったねー。 また来よっか。」


太陽はまだ元気に光り続けているが
潤も負けず劣らず 元気になった。


「うん、絶対またくる!」


_____。

それから 潤と2人で
沢山お店を回って 食べて 買ってを
繰り返し 疲れた足など気にせず
とても楽しんだ。


その、帰り道だった。


また あの噴水の公園を通りかかった。


日も暮れ始め 空はオレンジだった。


公園のなかにある
大きなグラウンドからは まだ声が聞こえた。


少し覗いてみると
お昼にランニングをしていた
あの野球チームのユニフォームが見えた。


あ ココで練習してるんだ。


グラウンドでは
練習はもう終わっていて
丁度帰るとこだった。


あんまりじろじろ見ている私を
潤が不思議に思ったのか
「何見てんのー?」と聞かれた。


「え、あ、いや別に。」


何って そんなん…。


「あ 野球チーム?
お昼に走ってたチームじゃんか。」


潤は立ち止まって
野球のグラウンドを見下ろす。


「…もしかして 瑞月いるとか
期待してたのー?」


潤は やたらと楽しそうだ。


「えー 何でそんな…!」