恋花よ、咲け。





潤が立ち止まり
噴水の近くのベンチに腰かけた。


「ココでいいね!」


潤はそう言うと
アイスをぺろっと舐めて 満足そうな笑みをこぼす。


「うんまーい♪」


そっか 潤アイス好きだったもんね。


私も隣に腰かけ アイスを口にする。


「うん 冷たくてすごく美味しい!」


私も思わず笑みがこぼれる。


すると ふとあの野球チームの集団が
また目に入ってきた。


きっと この公園で練習してるんだな。


野球チームは 足並みを揃えて
すぐに見えない方まで行ってしまった。


「大変だねー、暑いのに。
しかも うちらと違って
太陽はさんさんと照りつけるし。」


私はそう呟いて またアイスにかぶりつく。


冷たくて甘いアイスは
火照って 熱くなった体を
一気に冷やしていって 汗も段々引いてきた。