心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

――えりside――


「えりちゃん!」


いきなり名前をよばれ、振り向くと勢いよく走ってくる大塚先生の姿だった。


「先生、ごめんね。」


「謝らないでよ。でもよかった無事で…」


「いったい何があったの?」


私は涙を流しながら、少しずつ話していった。


「そうだったの…。辛かったのね。」


そういって私を優しく抱きしめてくれた。


「先生、西村先生、私のことどう思ったかな?」


「それは分からない。でもきっと話せば分かってくれるわよ。」


分かってくれるか…。