「お前、誰と仲がいいんだ?」


「特に決まっていませんけど…。」


「大丈夫なのか?一人でいるのをよく見かけるけれど…。」


「いえ。別に大丈夫です。」


なんだこの話か…。


本当にこういうのやめてほしい。


私には私なりに考えがあるの。


だからそっとしておいて。


「そうか…。本当に?」


「はい。本当に大丈夫です。」


「分かった。何かあったら言ってね。」


ふぅ…。やっとあきらめたか…


「はい。では失礼しました。」


そして会議室を後にした。


はぁ…。深いため息をつく。


どうしていつもこういうことばっかり先生方は聞くのよ!


私はこれでいい。これでいいの。


私は何も望んでいない。


これ以上、私の気持ちをかき乱さないで!