それでも俺は彼女に本当の気持ちを伝えられたことをうれしく思っていた。
そんな葛藤を繰り返しながら職員室に戻り、ふと見ると大塚先生が目に入った。
そうだ!大塚先生に相談してみよう!
でも怒られるだろうなぁ…
結構、怖いし、どうしよう…。
けどこのままだとどうすればいいか分からないし…。
もう、いいや。相談しよう!
「大塚先生、少しお時間、いただけますか?」
「いいけど、どうした?」
でも、ここだとなぁ…。
「あの、場所を変えてお話ししたいのですが…」
俺がいきなりこんなことをいうものだから、目を開いて驚いていた。
「分かった。少し外へ出られる?」
「はい。」
そして近くのコンビニまで歩きながら話した。

