心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

お茶の準備ができたらしっかり話そう。


まるで二人きりになることを避けるような態度をとるのはいけない。


そんなことしたら、西村先生だって不安を感じて話すのをためらってしまうと思う。


私はコップを3つ用意した。


大塚先生がお茶を注いでいる間、このまま時間が止まればいいのにとさえも思った。


こんなのだめだって分かってる。


こんなふうに考えてしまうことがいけないということも。


でもやっぱり怖くてたまらないんだ。


先生の口からどんな言葉が出てくるのか不安で仕方なかった。


もし最後に


“別れよう”


そう言われたら私はどうしたらいいのだろうとか。


よくないことばかりが頭をよぎり、心を暗くさせる。