そして窓側に目を向けた瞬間、あの時の女の子がいた。


正直、びっくりした。


そう… なぜなら俺はあの子のことを好きになっていたから。


学園の近くの道を通るたびにあの子のことを探していたけど、見つからなかった。


それなのに今は目の前にいる。


ほぼ毎日、探さなくても会える。


何よりそれがうれしかった。


そしてずっと窓の外を見ていると思いきや、たまに俺のことを見てくれる。


だから俺はその時だけ少しかっこつけてみた。


バカだなぁ~俺。何やってんだよ。


と思いながら。


まぁ、好きになったもんは仕方ないし。


担任も恋も頑張ってみよう!