心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

「それだけ泣いたら喉、乾いたでしょ?それとこれ、明日仕事なのに目がはれたら困るじゃない。」


「先生…。ありがとう…」


そう言ってお茶をゴクゴクと喉を鳴らしながら飲み干した。


そしてタオルを目に当てる。


「さぁ、話しなさい。悪いけど今日は泊まらせてもらうから。」


「はい。実は俺、夏休みの少し前から南野と付き合ってるんです。それで今日はデートして…」


「デートしてどうしたのよ?」


俺は今日あったこと全部話した。


水族館とレストランとショッピングモールに行ったこと。


ストラップのこと。


名前のこと。


お礼のこと。


その時の気持ちも全部一緒に。