心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

そんな想いが心の中を駆け巡り、涙が溢れた。


泣いちゃダメ。


そう思っても涙は溢れてきて…。


必死に涙を止めようとした。


隼人が来る前に普通に戻ってないと。


隼人のことだから感づかれる。


何とか気持ちを落ち着かせた頃、隼人が屋上にやってきた。


「えり、ごめん。おまたせ。」


「ううん。だいじょうぶ。それで話って何?」


さっきからずっと私の顔見てる…。


泣いたことバレちゃったのかな?


「まぁ、そう焦るなって。昼食べながらゆっくり話そうぜ?」


「うん…」


やっぱり話しにくい内容なの?


だからそうやって引き伸ばすの?


そう思いながらも私はお弁当を広げた。