心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

「でも私は埼玉県に住んでいるんですよ。どうするんですか?」


「あれ…?言ってなかったけ… 俺も埼玉県に住んでいるんだ。おまえの最寄りの2つ先の駅の近くに住んでいる。」


うそでしょ!?近いじゃん。


「そうですか…」


「だから俺、1回家に帰って着替えるからそのついでに送る。分かったか?」


「はい。ありがとうございます。」


「じゃあ、4限が終わったら帰る準備して職員室な!」


と言って足早に保健室から出ていった。


はぁ… どうしてこんなにドキドキするの??


やっぱり何かの病気なのかな…??


そんなことを考えていると4限の終わりを告げるチャイムが鳴った。