「ありがとうございます。もう一度、頑張ろうと思うことができました。今すぐには無理だけど、私なりに頑張ってみます。怖いけどもう一歩踏み出す勇気が出せるように頑張ります。」


本当にありがとう。


私、もう一度だけ勇気を出そうと思う。


友達になった誰かを心から信じることができるように頑張るよ。


「南野…。俺はいつだってお前の味方だ。お前を支えたいし、応援したい。だから頑張ってみよう?」


「はい。」


「西村先生、変わったね。見違えるほどだわ。もう大丈夫そうね。ううん、あなたなら大丈夫だわ。」


「本当ですか!?ありがとうございます。」


大塚先生にそう言われた西村先生はとてもうれしそうだった。


いまいちよくつかめないが、二人に間で何かあったんだろう。