心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

「ごめんなさい。言い過ぎたわ。私だって悪いのに…」


「どうして…」


「私が今日、あの場にいたのはこういうことを防ぐためなのに…。でも気づいた時にはもう遅くて…。結局、私は何もできなかった。」


「いいえ。俺が全部悪いんです。俺があんなことを言ったから。南野が過呼吸を起こした時、助けてくれたのは大塚先生…  あなたです。俺ではそのまま気絶させていたかもしれない。でも南野をよく知るあなたがいたから少しの変化に気づけたのだと思います。だから謝る必要はありません。むしろ謝るのは俺の方です。本当に申し訳ありませんでした。そしてありがとうございました。」


驚くほどやけに冷静な俺がいた。


俺がいけないんだ…。