心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

南野の件だろう。


「西村先生、探しましたよ。」


いつも以上にオーラが怖い。


相当怒っているのだろう。


俺があんなこと言ったから。


そう思っている時だった。


バシン!!


そんな音が室内に響いた。


あ、たたかれたんだと感じた。


「どういうつもりなのよ!えりちゃんにあんなひどい言葉を言うなんて!えりちゃんを助けたかったんじゃなかったの?救いたかったんじゃなかったの?私はあれだけ言ったわよね?言葉には十分注意してって、えりちゃんの気持ちを一番に大切にしてあげてって…。なのにどうして守ってくれないのよ。」


俺だって言いたくなかったよ。


でも気づいたら勝手に口が動いてた。


自分でも止められなかったんだ。