心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

膝をつくと今まで座って行った椅子がガタン!と音を立てて倒れた。


でも今の私にはそんなことを気にしている余裕なんかない。


「えりちゃん!」


すぐさま大塚先生が駆け寄ってきてくれた。


私はポケットから紙袋を取りだし、必死に呼吸を繰り返す。


でもなかなか良くならない。


それほどショックが大きかったのだろうか?


本当のことを言われたからかな?


苦しくて意識が朦朧とし始める。


私はこのまま死んじゃうの?


そう考えている時だった。


「えりちゃん、しっかりして!頑張って!」


その言葉にはっと意識が戻る。