心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

あの過呼吸を見られた時から覚悟はしていた。


だから気にしないで。


どちらにせよ、話すことになっていたのだから。


「俺が無理やり頼んで教えてもらったんだ。ごめんな。」


「二人とも本当に大丈夫ですから。」


二人に安心してもらえるように少し笑って見せた。


「ありがとう。それで話に戻るぞ。今、南野はクラスメイト達をどう感じてる?」


関わることが怖い。


もう一度信じることが…   裏切られることが…


傷つくことが…   怖くてたまらない。


「えりちゃん、私に話しているようにゆっくりでいいから話してごらん。西村先生は大丈夫よ。信じても。」


本当に大丈夫??


信じていいの?


大塚先生が言うんだから大丈夫だよね?