心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

「私が倒れて病院に運ばれた時、夢を見たの。」


「夢?」


隼人は優しく問いかけてくれた。


少しだけ冷静になってくれたようだ。


「うん。みんなが私から離れていく夢…。みんなが私のこと面倒な女、迷惑な女、あきれて何も言えない、もう付き合っていられないと言って。私が追いかけても離れていくばかりで。もう少しで追いつきそうだと思って手を伸ばすとす――っと消えていくの。」


怖かった。


みんなが離れていくことが…。


私のそばからいなくなることが…。