心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

「えり!」


突然名前を呼ばれて、少しビクッとなる。


声がする方を見ると、隼人がこっちに向かって走ってきていた。


「隼人…」


「えり、お前大丈夫かよ。いきなり倒れてびっくりしたんだからな。」


「ごめんね。大丈夫だから。」


「送ってくよ。」


だめだよ、隼人。


そんなこと言ったら。


「本当に大丈夫だから。」


「でも…」