心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

「渡辺先生、南野が…」


「ベットに寝かせて。」


「はい。」


俺は南野をベットにそっと寝かせた。


よく見ると、南野は少しやつれている。


そして目も腫れていた。


俺はこんなになるまでずっと南野を悩ませていたのか?


俺のあの一言が…。


俺が毎日、声をかけるから…。


だから南野はこんなことに…


南野のこと待っていればよかった。


「西村先生、南野さん、朝だから貧血だと思いますが、こないだの時より少しやつれていませんか?もしかしたら栄養失調を起こしているかもしれません。一度病院に連れて行った方がいいと思います。」


「分かりました。僕、午後まで授業がありませんので、この近くの○○総合病院まで連れて行きます。」


「そうしてください。よろしくお願いします。」


保健室から出て職員室に戻るとき、階段から勢いよく大塚先生が降りてきた。