心の中 ~あなたの本当の声を聴かせて~

放課後――。


「えりちゃん、ちょっといいかしら?」


「あ、はい。どうかされましたか?」


「少し聞きたいことがあるの。」


「聞きたいこと?」


「そう。だからこの後、一緒に会議室に来てくれるかな?」


「はい。分かりました。」


そして会議室に着くと


「朝のことなんだけどね、何で遅刻してきたの?」


「それは遅刻理由に書いた通りですが…」


「そうね。確かに遅刻理由の欄にはそれなりのものが書いてあったわ。でもそれはえりちゃん
が考えたものなんじゃない?」